日本国内において子どもの7人に1人が貧困状態にあります。(厚生労働省 2019年国民生活基礎調査より)
「おてらおやつクラブ」は、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、子どもをサポートする支援団体の協力の下、さまざまな事情で困りごとを抱えるひとり親家庭へ「おすそわけ」する活動です。
活動趣旨に賛同する全国のお寺と、子どもやひとり親家庭などを支援する各地域の団体をつなげ、お菓子や果物、食品や日用品をお届けしています。
お寺には沢山の食べ物が、仏さまやご先祖さまへの「おそなえ」としてあります。お寺で修行生活するものは、お預かりした仏さまへのお布施やお供物を「おさがり」としていただきます。こうして「お仏飯」で育てていただける身にありながら、時にはいただき過ぎたお供え物を無駄にしないために、頭を悩ませることもあります。
お寺の「ある」と、社会の「ない」をつなげることで、どちらの課題も解決しようというアイデアが思い浮かびました。
「おてらおやつクラブ」は仏さまへの「おそなえ」を「おさがり」として「おすそわけ」する活動です。
安養寺には「おてらおやつクラブ」の事務局があり、日々活動を応援しています。
おてらおやつクラブについてのお問い合わせは、直接おてらおやつクラブ事務局へお願いいたします。